TH01-16
デザインが完成した直後は、達成感から細かなミスを見落としがちです。
仕上げとして、自分の感覚を一度リセットし、以下の「4原則チェックリスト」を機械的に通してみてください。
すべての項目にチェックが入れば、そのデザインは論理的に「正しい」と言えます。
目次
1. 近接(Proximity)のチェック
- [ ] 関連する「見出し」と「本文」は、他の要素より近づいているか?
- [ ] 異なるトピック同士の間に、十分な余白(セクション分け)があるか?
- [ ] キャプション(説明文)は、対象の画像とセットに見える距離か?
2. 整列(Alignment)のチェック
- [ ] 画面内に「どことも揃っていない、浮いた要素」はないか?
- [ ] 全ページの左端(または中央軸)は1pxの狂いもなく揃っているか?
- [ ] 数値で揃えた後、見た目上の違和感(オーバーシュート)を補正したか?
3. 反復(Repetition)のチェック
- [ ] 同じ役割のボタン(例:CVボタン)の色・形・サイズは統一されているか?
- [ ] 見出しのルール(フォントサイズ、マージン)は全ページ共通か?
- [ ] アイコンの線幅や塗り、テイストはサイト全体で揃っているか?
4. 対比(Contrast)のチェック
- [ ] キャッチコピーは、本文と比べて「圧倒的に」目立っているか?(サイズ差は十分か)
- [ ] 背景色と文字色のコントラスト比は4.5:1(Level AA)以上を確保しているか?
- [ ] 最も重要なボタン(CTA)は、他の要素を凌駕する強調がなされているか?
【追加】実務的な最終確認
- [ ] 薄目(うすめ)で見る:画面をぼんやり見たとき、情報の「塊(ユニット)」が3〜5つ程度に整理されて見えるか?(多すぎるとノイズです)
- [ ] スマホで見直す:PCで作った「対比」や「近接」が、スマホの小さな画面でも機能しているか?
チェックリストは「品質の防波堤」
デザイナーは、センスに頼らず「ミスをしない仕組み」を持っています。
このリストを納品・公開前のルーティンにすることで、あなたのデザインから「なんとなく」が消え、論理的な裏付けのある強固なクリエイティブへと進化します。
